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痔の基礎知識

痔を放っておくとどうなるのか

痔という病気は、別に放っておいても命には全く関係ない、と思っている人が多いのではないかと思います。しかし、実は痔だと思っていたものが、直腸がんや大腸がんだった、といったケースがあるといわれています。

この数年は特に、日本人が直腸がん、大腸がんになる割合が増えているのです。その中でも、単なる痔だと思って検査してみたら実はがんだったという人も同時に増えているわけです。

これは、大腸がんや直腸がんの症状のひとつである、肛門からの出血を、単なる痔が原因であると勝手に判断してしまうことにあります。この間違いは、特に痔と付き合いが長い人ほど危険性が高まるといわれています。

それまで何ともなかった人が、いきなり血便が出たり、出血したら、慌てて病院にいって検査を受けることでしょう。しかし、長い間痔の症状が出ている人は、仮に出血してもどうせ痔だろうということで、検査を受けずにほったらかしにしてしまうのです。

しかし、実は痔ろうの場合は、治療せずにそのまま放置しておくと、肛門がんになることがあります。

肛門管がんと呼ばれるものなのですが、症状としては、肛門の周辺にしこりができて硬くなります。それから、痛みや分泌物が出るといったものです。このような症状が出た場合は、まず専門家に診察してもらうようにしましょう。

異常がなくても、40歳を過ぎたら毎年でも検査を受けることをお勧めします。そして、ただの痔であっても、場合によっては手術しなければならない可能性があるので、その辺りも十分に注意するようにしてくださいね。

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