腸内細菌とは、人間の腸である大腸と小腸に住んでいる細菌のことです。種類は100種類くらい、数にするとおよそ100万兆個もの数の細菌が人間の腸のなかにいるといわれています。
人間の全部の細胞の数は、約60兆個といわれていますので、腸内細菌はその倍近くの数がいることになります。この腸内細菌ですが、人間の健康のために働く善玉菌と、健康に対して害を及ぼす悪玉菌の2種類に分けて考えるようにしてみましょう。
善玉菌の代表といえるものがビフィズス菌です。この菌を増やしてあげることで、便秘の解消につながるわけです。
一方で、悪玉菌は、胆汁を二次胆汁酸という発がん性物質に作り変えてしまったり、アミノ酸と尿素からアンモニアを作って、肝臓の働きを下げたりします。
つまり、老廃物質や発がん性物質をたくさん作り出すことで、腸の内部を毒ガス工場に変更してしまうのです。あまり体内で増やしたくない悪玉菌はともかくとして、善玉菌であるビフィズス菌は、ヨーグルトなどの食品に多く含まれているものです。
便秘で悩んでいる患者に対して、ビフィズス菌が入ったヨーグルトを飲ませてみたところ、10日以内にかなりの人の排便回数が増えたといいます。腸内細菌の8割以上をビフィズス菌にすることが出来れば、便秘でも下痢でもないような、理想的な排便を行うことが出来るようになります。
便秘に悩んでいる人は、この辺りも意識して、ヨーグルトを食べるようにしてみてはどうでしょうか。
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